京都・嵯峨野「常寂光寺」参詣~その1

山門から境内へ

京都・嵯峨野にある「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」は、小倉山の中腹にあって嵯峨野一帯が見渡せる。その常寂光土(じょうじゃっこうど。仏陀が住む、永遠で煩悩(ぼんのう)がなく、絶対の智恵(ちえ)の光が満ちているところ、の意味)のような風情から寺号が付けられたという。小倉山といえば藤原定家が選者の小倉百人一首であろう。事実、境内から細い山道を伝い歩いたほど近いところに百人一首が選定されたという「時雨亭(しぐれてい)」跡がある。礎石のようなモニュメントが残されているのみだ。安土桃山時代末期の慶長(けいちょう)元(1590)年、日禎(にっしん)という僧が隠遁(いんとん)の寺として創建した。

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