京都「俵屋吉富」 季節の和菓子を抹茶と共に

京和菓子の老舗

京都といえば茶道、茶道といえば和菓子。茶道が発展した京都では必然的に和菓子も発展した。その京都で延享年間(18世紀半ば)に歴史を遡る「俵屋吉富」(たわらやよしとみ)は和菓子の老舗の筆頭格である。今や全国に販売ネットワークを持つ俵屋吉富は、もちろん京都にあっては、各地で四季を通じて開催される茶会にそれぞれの意向を反映して美しく美味しい上生菓子を作り続ける。その他にも菓子の商品ラインナップは多様であるが、やはり、この京都の地に足を運び、店で直接抹茶と共に供される上生菓子を頂きたい。2月に訪れた今回は、折しも咲き出した真紅の椿の「春東風(はるこち)」を戴いた。奥ゆかしい甘さと舌の上でとろける滑らかさは絶品である。

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